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三笑窯

「三笑窯」の由来

更新日:2019年2月3日


窯の名前を考えなきゃ!! 使ってみたい好きな字を並べた時に、どうしても頭から離れなかった「笑」。


「笑」の字を考えているうちに「虎渓三笑」を思い出しました。 話に夢中になり、他のことを一切忘れるさまをあらわした中国故事です。

夢中になって他のことを一切忘れて、自分自身の感覚をかたちにしてい<陶芸>。 だから、三笑窯。 でももうひとつ、 自分の思いを土と語りながら、かたちにしていく、 炎と煙をあげる窯と対話しながら、薪を焚く、 ワクワク・ドキドキしながら、窯出しをする。 3回も楽しめる作陶。 だから、三笑窯。 下はあとづけですが、結構好きです。



虎渓三笑

中国浄土教の開祖で廬山の、慧遠法師は来客を見送る際、

精舎の下にある虎渓という谷川の手前で足を止め、

それを戒律としていました。 ところがある日、詩人陶淵明と道士の陸修静の二人の

高文士を見送ったとき話に夢中で虎渓を超えてしまい、

虎が吠える声を聞いて始めて気が付き、

三人はここで大笑いをしたということです。


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